scoreboardの使い方(3)「objectives、players、teamsについて」
前回、前々回は導入でした。
今回からはコマンドに触れていきます。
今回は、objectives、players、teamsについて です。
scoreboardは大きく3種類あります。実際にはこれらは分けられること無く一括りにscoreboard
ですが、分けて考えたほうがわかりやすいと思います。
objectives
エンティティが値を持つために必要な器を作成・表示に関すること
players
エンティティに対して値を管理・操作に関すること
teams
プレイヤーをチームという値で管理・操作に関すること
水を飲む時コップを使うようにエンティティも「値」を持つ時、「器」が必要になります。
記法:
/scoreboard objectives add <スコア名> <区分>
記入例:
/scoreboard objectives add test dummy
このコマンドを実際にあなたのログインしているワールドで使うと、testという器が作成されます。
器は必ず区分によって制御されます。dummyの場合記録するスコアを自由に設定できます。
記法:
/scoreboard players add <プレイヤー名> <スコア名> <数値>
記入例:
/scoreboard players add @p test 0
/scoreboard players add @p test 1
/scoreboard players add @p test 2
実際に値を入れてみます。エンティティに対して値を管理するplayersを使います。
先程は器を作る作業だったのでobjectivesを使ったわけですね。
これを順に操作すると0+1+2となります。
ですから、あなたはdummy区分のtestのscoreboardの値を3を持っているということです。
と言われても視覚的アクションがあるわけではないので
「うわあ、すごい!」とか「やったぁ!」ということはまるでありません。
次はコマンドの変化を視覚化させるための方法について触れていきます。
ここからは余談です。
dummy区分はワールド内に1つあれば、どのエンティティにもplayersでスコアを管理できます。
/scoreboard players add @e[type=Zombie] test 1とコマンドを打てば、
現在ワールド内に居るすべてのゾンビがtestの値1を持つことになります。
また、0を持つとは不思議な感じですが「0」と「持っていない(reset)」は別です。
この辺りの説明は次回触れていきます。
次:scoreboardの使い方(4)「scoreboardの視覚化setdisplay、testforとsay」
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